『WinSetupFromUSB』 ISOファイルから起動可能なUSBフラッシュドライブ作成

2021年5月25日

ISOファイルから起動可能なUSBメモリを作成したい、DVDだと遅すぎだもの。いやいや、そもそもDVDドライブがない。という場合は、『WinSetupFromUSB』または、『Rufus』というアプリケーションがおすすめです。

『WinSetupFromUSB』は見た目、少し難しそうに見えますが、マルチブート等、機能満載です。今回は、Windows 10 のUSBインストーラー作成に絞って、備忘録とさせていただきます。『Rufus』での作成方法は、こちら(サイト内リンク)

また、Windows10、Windows8.1,Windows7(Englishのみ)ISOファイルの入手方法は、こちら(サイト内リンク)で詳しく紹介していますので、ぜひ。

WinSetupFromUSB

Windows 10 のUSBインストーラーを作成します。

用意するもの

『WinSetupFromUSB』アプリケーション
Windows 10 ISOファイル(Windows 10 ISOファイルの入手方法はこちら
USBメモリ(8GB以上)

『WinSetupFromUSB』 ダウンロード

こちら(WinSetupFromUSB)のウェブサイトよりダウンロードできます。

①:『Download』をクリック

②:『WinSetupFromUSB **.exe』をクリック

2021年11月23日現在バージョンは1.10に上がっているようです。

③:『Downloads』をクリック

※WinSetupFromUSBは、インストール不要なのでダウンロードした『WinSetupFromUSB***.exe』ファイルをダブルクリックすると、自動解凍され同じフォルダ内に『WinSetupFromUSB****』ファルダが出来上がります。その中の、『WinSetupFromUSB_***_x64.exe』(32bitOSの場合は、最後の『_x64』表記がないもの)をダブルクリックすると起動します。

追記:2021年9月25日
Microsoft Edgeでダウンロードしようとすると、『お使いのデバイスに問題を起こす可能性があるため、ブロックされました。』と表示され、ダウンロードできないことがありました。その場合、下記方法でダウンロードできますので試してみてください。

ISOファイルから起動可能なUSBメモリを作成

ダウンロードした『WinSetupFromUSB』を起動

①:USBメモリをPCに挿すと認識される
※USBメモリが複数挿さっていると、『 v 』をクリックで任意のUSBメモリを選択可能です。
※USBメモリが認識されない場合は、『Refresh』クリックで再検索してくれます。

②:『Auto format it with FBir』にチェックを入れる
※これにチェックを入れると、選択したUSBメモリ内のすべてのデータが削除されますので、ご注意ください。
※2回目以降、マルチブート用で作成する場合は、チェックを入れないでください。

各設定は初期設定のままで問題ありません。

③:『Windows Vista / 7 / 8 / 10 /Server 2008/2012 based ISO』にチェック
④:『…』をクリックし、Windows 10 のISOを選択する
⑤:『開く(O)』をクリック

クリックすると拡大されます。

⑥:『File is too large for a FAT32 partition』メッセージが出るので、『OK』をクリック
※「②で選んだフォーマット、FAT32ではISOファイルがでかすぎですよ。分割されるだろうけどね」って感じなので気にしなくて大丈夫です。

補足①:「マルチブートで利用する場合、ブート選択画面にて、自分でつけた名前の方がわかりやすい」という方は、下部の『Advanced options』にチェックを入れてください。そうすると、別窓にてアドバンスオプションメニューが表示されるので、『Vista/7/8/10/Sever 2008/2012 Setup/PE』項目の『Custom menu names for Vista/7/8/Server Source』にチェックを入れてください。後ほど名前を入力する画面が出てきます。

『Advanced options』画面は閉じても閉じなくても問題ありません。

⑦:『 GO 』です。

『Warning』が2つ出てきますが、2回とも『はい』。

補足②:補足①のオプションにチェックを入れた場合、この段階で2つ名前の入力を求められます。
※各入力に与えられた時間は45秒です。お急ぎください。初めての時は、説明の英語を解読するためだけに45秒過ぎてしまいました。

1文字から7文字以内。USBメモリ内のフォルダ名を任意のものに変更。探すときに便利です。(クリックで拡大)
5文字から35文字以内。右の画像はテストで4種類のWindows 10、バージョン違いを一つのUSBメモリに入れてます。(クリックで拡大)

あとは待つだけです。

Job done !!!!!

まとめ

『WinSetupFromUSB』には、とてもお世話になっています。特に、複数の起動ディスクを入れておけるのはとても便利です。めんどくさがりなので、WindowsのCドライブは、OSと必要最低限のアプリケーションしか入れていません。なので、不具合あるとすぐOSごとクリーンインストールしています。というか、部屋の模様替え感覚で、Windows 10 のバージョンが上がるごとにクリーンインストールしています。

USB3.0メモリ、SSD、Windows 10 と時が経つごとにクリーンインストール時間が早くりましたよね。Windows 7 が主流の頃は、クリーンインストール後の更新プログラムをインストールだけで一晩かかっていたような。

便利なアプリケーションを作っていただき、誠にありがとうございます。

Windows10Windows便利

Posted by ゆう