Google アカウント 違うデバイスから ログアウト (サインアウト) 遠隔で

2021年9月13日

Google アカウント 違うデバイスから ログアウト (サインアウト) 遠隔で

人のパソコン(共有パソコン)で、自分のGmailを確認、または、Googleドライブからファイルをダウンロードする為に、『ちょこっと』お借りした後、『あれ、あのパソコンで、Googleアカウントから、ログアウトしたっけな』と思ってしまうことがあります。今更、『ログアウトしたか、確認させて』と言いづらかった時の、備忘録。

今は、個人のPC、個人のスマホ、会社支給のPCでも、一人1台所有になっているので、あまり気になることはないと思いますが。

Googleアカウントでログインすると、Google様は、ある程度、PCやスマホのデバイス情報を、アカウントと紐づけて保持します。詳しくは、Google プライバシーポリシーでご確認いただければと思いますが、このデバイス情報をもとに、違うデバイスから、特定のデバイスでの『Googleアカウントのログアウト(サインアウト)』が可能です。

現在の状況確認

自分のGoogleアカウント情報は、『Google アカウント』のウェブページ(Google様ウェブページ)で、確認できます。

1:『Google アカウント』ページへ移動

2:『Google アカウントに移動』をクリック
※すでにログインされている方は、下記画面になりませんので、『5:』へ移動してください。

Googleアカウントのトップ画面。右上の『Google アカウントに移動』をクリックすることで、個人のページへ移動。

3:Google アカウント(メールアドレス)を入力し、『次へ』をクリック

ログイン画面が出てくるので、Google アカウント(メールアドレス)を入力・

4:Google アカウントのパスワードを入力し、『次へ』をクリック

パスワード入力画面になるので、パスワードを入力し、『次へ』をクリック

以上で、Google アカウントにログインできます。

アカウントに対する、Google アカウントのトップ画面が表示されます。

5:左側『セキュリティ』をクリック
6:ページ中ほどの、『お使いのデバイス』下の、『デバイスの管理』をクリック

左側『セキュリティ』をクリックし、画面中ほどの『デバイスを管理』をクリック

これで、先ほどログインしたアカウントが、どのデバイスでログインされた状態かが、『お使いのデバイス』一覧で表示されます。

『お使いのデバイス』画面になり、ログインしているデバイス一覧が表示されます。

一番左に表示されているものが、現在操作しているデバイス(PC、タブレット、スマホなど)になります。

ちなみに、スマホ(iPhone)からアクセスするとこんな感じです。

iPhoneからの、デバイス管理画面への移動方法。
画面上に『セキュリティ』があります。

デバイスからログアウト

7:『お使いのデバイス』一覧が表示されるので、ログアウトしたいデバイス、右上の『・・・』をクリック
※今回は、私のスマホ(iPhone)から、ログアウトしたいと思います。

『お使いのデバイス』一覧の中から削除したいデバイスの右上『・・・』をクリック

8:コンテクストメニューが表示されるので、『ログアウト』をクリック

『・・・』をクリックすると、コンテクストメニューが表示されるので、『ログアウト』をクリック

9:『iPhoneをログアウトさせますか?』と聞かれるので、『ログアウト』をクリック
※『このデバイスからはあなたの Google アカウントにアクセスできなくなります』と割と強めのメッセージが出ますが、単に『遠隔でログアウトしますよ』という意味です。決して、今後一切ログインできなくなるわけではないので、安心してください。

『ログアウトさせますか?』と聞かれるので、『ログアウト』をクリック。

以上で、現在、操作していないデバイスの、ログアウトが可能です。以下、iPhoneが消えた『お使いのデバイス』一覧です。そして、『ログアウトしたデバイス』一覧に、iPhoneが追加されました。

『ログインしているデバイス』画面からiPhoneが消えた。
『ログアウトしたデバイス』にiPhoneが追加された。

確認

今回は、確認のため、iPhoneでGoogle アカウントが本当にログアウトされているかを確認してみました。上記作業後、iPhoneにインストールしている『Gmailアプリ』を起動してみると、こんな感じでログイン画面になっていました。

ログアウトされたことが確認できる、iPhoneのGmailアプリ。

毎回、アプリを終了させず、運用している方は、アプリ画面を開いた瞬間は、メールの内容が見れてしまう可能性もあります。これは、以前の操作画面が残っているだけですので、何かリンクなどをタップすると、上記『ログイン画面』に自動でなると思います。
ちなみに、上記作業したPCとは違うPCで、Gmailを開いたまま、上記作業を行うと、『9:』の『ログアウト』をクリックした瞬間に、『本人確認』画面になりました。
※この画面は、再度パスワードの入力など(2段階認証など)が必要な画面です。

違うPCのログアウトされた状態の画面。
今回紹介している作業を行っているPCとは、違うPC画面です。

さすがの、素晴らしさですね。

まとめ

さすがGoogleさんです。素晴らしい機能です。まあ、『どんだけ情報収集してんだよ』って感じですが。

ちなみに、今回の作業では、操作しているPCからのログアウトはできません。通常のログアウトを行ってください。

さらに、少し話がずれますが、共有パソコンで、Gmailなどを使用した後は、ログアウトした後に、アカウントも削除しておくほうが、無難です。ログアウトすると、下記画面になると思いますが、そこで『アカウントの削除』をクリック

ログアウトされているが、アカウントの名前が残っているので、少し気持ちが悪い。
ログアウトされているが、アカウントの名前が残っているので、少し気持ちが悪い。

そうすると、ログインしたことのあるアカウント名は残ってしまっているので、『 – 』をクリックし、削除。

『 - 』ボタンをクリックすることで、アカウントの一覧からも削除される。

『アカウントの削除』の確認画面が出るので、『削除』をクリックしてください。そうすることで、残っていたアカウント名の情報もデバイスから削除されます。

少し言い回しが独特ですが、『削除』をクリックしても、アカウントが削除されるわけではないのでご安心ください。

『***@gmail.com を使用できなくなります。アカウントを再び使用できるようになりましたらログインしてください』と少し怖い表記になっていますが、操作しているデバイスから、アカウントを削除するだけですので、再度使用する際は、ログインすれば使用できますので、安心してください。

ログアウトされた状態でも、次にログインしようとした際、予測入力や、勝手にパスワードが入力されることがありますが、これはGoogleアカウントの機能ではなく、『Windows』や『ブラウザ』が持っている機能なので、また別のお話。