Windows 10 PC画面 スクリーンショット

2021年5月31日

Windows10 スクリーンショット

Windows10で、PC画面のスクリーンショットを行う方法を2つ。

『Snipping Tool』を使用する方法と、従来のWindowsに備わっている『プリントスクリーン』を使用する方法、の備忘録。

スクリーンショットされた画像は、クリップボードへコピーされます。初期設定では、1つしかクリップボードに保存されませんが、設定を変更すると、25個まで保存が可能なので、とても便利です。クリップボード使用方法はこちら(サイト内リンク)

Snipping Tool を使用 スクリーンショット

キーボードの『Windows』キー + 『Shift』キー + 『 S 』キー
※正確に言うと、『Windows』キーを押したままにして、次に『Shift』キーを押したままにして、最後に『S』を押す。

スクリーンショットを使用するための、キーボードショートカットキー
キーを押す順番は、『S』を最後に押せば、ほか2つはどちらが先でも大丈夫です。

PC画面上部に下記のアイコンが出てくるので、項目を選ぶ

スクリーンショット 範囲選択画面

1:『四角形の領域切り取り』
選択後、マウスでドラッグした範囲を、四角形にスクリーンショット

スクリーンショット 四角形に選択される
四角形をスクリーンキャプチャ

2:『フリー フォーム領域切り取り』
選択後、マウスでドラッグして、移動した軌道をスクリーンショット。『四角形の領域切り取り』とは違いドラッグしたマウスの動きに合わせた領域をスクリーンショットしてくれる。始点と終点は厳密に同じ場所にする必要はなく、自動で判断してくれる。しかし、保存されたスクリーンショットは透過情報のあるものではなく、長方形として切り取られ、選択した範囲以外の部分は黒く塗りつぶされる模様。

スクリーンショット マウスでドラッグした範囲を選択
マウスでドラッグした軌道をスクリーンキャプチャ

3:『ウィンドウの領域切り取り』
『ウィンドウの領域切り取り』を選択後に、マウスを目的のウィンドウでクリックすると、そのウィンドウのみをスクリーンショット。スクリーンショットを行う前に、撮りたいウィンドウを手前にしておきましょう。

スクリーンショット アクティブなウィンドウのみをスクリーンショット

4:『全画面表示の領域切り取り』
モニタに移っているすべての領域をスクリーンショット

従来のスクリーンショット(プリントスクリーン)

全画面をスクリーンショットしたい場合は、『Print Screen』キー

プリントスクリーン 全画面をキャプチャ

アクティブウィンドウのみスクリーンショットしたい場合は、『Alt』キー + 『Print Screen』キー
※スクリーンショットを撮る前(キーを押す前)に、撮りたいウィンドウをアクティブにしておく必要があります。
※正確には、『Alt』キーを押したままにして、『Print Screen』キーを押す。

プリントスクリーン アクティブウィンドウをキャプチャ

こちらは、『Print Screen』キーを押しても、『スクリーンショットしましたよ』的な反応が何もないため撮れているかどうかわかりづらいです。

まとめ

2つの方法で撮られたスクリーンショットは、クリップボードにコピーされた状態になります。
よって、『ペイント』アプリケーションなどを開き、『Ctrl』 + 『 V 』キーで『貼り付け』ると、ファイルとして保存することができます。
※『ペイント』アプリケーションは、『スタート』ボタン(Windowsマーク)から、『Windows アクセサリ』フォルダ内にあります。

『ペイント』アプリケーションは、初期設定で『1152×648』ピクセル(環境により違います)の白画像が下地として存在します。スクリーンショットでコピーした画像のピクセル数が、これ以下の場合、ペーストし、そのまま保存すると下地の白と共に保存されてしまいます。
その場合は、画像を張り付ける前に『ペイント』アプリケーション内の『ホーム』タブ→『サイズ変更』にて、極端に小さいサイズを指定してください。貼り付ける画像がそれよりも大きい場合は、画像に合わせたピクセル数に自動で合わせてくれます。

別の話ですが、クリップボードには、それぞれ4MBまで、25個のテキスト、HTML、画像(ビットマップ)が保存できます。とても便利なので別記事で詳しくご紹介いたしますので、こちら(サイト内リンク)よりご覧いただければと思います。
Microsoft様クリップボードの詳細はこちら(Microsoftウェブページ)。

全画面、アクティブウィンドウのみの場合は、プリントスクリーン。選択範囲を指定したいときのみSnipping Toolという使い方に落ち着いていますね。

たまにクリップボードにコピーしただけで満足し、後々痛い目を見ます。保存するまで、きっちり忘れずに。