買ってみました。 2.5インチSSD → 3.5インチHDD 変換マウンタ SATAの位置同じ センチュリー 『裸族のインナーダイレクト』 CRIN2535D

買ってみました。 2.5インチSSD → 3.5インチHDD 変換マウンタ SATAの位置同じ センチュリー 『裸族のインナーダイレクト』 CRIN2535D

3.5インチHDDを、2.5インチSSDに換装する時に発生する、大きさが違う問題ですが、SATA、SATA電源をケーブルで接続する場合は、何とでもなります(例えば段ボールの切れ端で高さ調整、インシュロックで無理やり固定等。見た目度返しです)。

しかし、SATAの位置が固定されているタイプのもの(例えば、外付けHDDの交換可能なケース、NAS等のHDDを専用のケースに入れスロットインするタイプ)だと、微妙に大きさが違う(位置がずれている)場合、SATAのコネクタ部分に負荷がかかってしまうため、いいものないかと探していたら、ありました。

センチュリー 2.5″SATA to 3.5″SATA変換マウンタ 『裸族のインナーダイレクト』 CRIN2535D

例えば、PCの3.5インチHDDを2.5インチSSDに換装した場合(SATAケーブルで接続)、見た目を気にしなかったら、こんな感じです。

2.5インチSSDを無理やりインシュロックで固定してみました。

3.5インチHDDを収納する場所の金具類を外し、インシュロックで無理やり固定。

しかし、SATAの位置が固定されているものだと、これが無理なので、『裸族のインナーダイレクト』を利用すると見事にマッチしました。

例えば、こんな感じのSATAの位置が固定されているタイプ。

SATAの位置が固定されていて、そこにHDDのSATAを突き挿す方法の場合は、少し面倒。

これは、とあるRAIDを構成する筐体の内部ですが、3.5インチHDDを専用のケースに入れ、スライドさせながら挿入すると、丁度HDDのSATA部分が、丸で囲った部分に接続されるような仕組みになっています。当然、専用のケースは3.5インチ用に作られているので、2.5インチSSDは合いません。

Amazonなどで、検索すると数百円から、2.5インチSSDを3.5インチサイズ用にマウントできる金具が売られていますが、多くが、このSATA位置を意識していないものが多いです(おそらくほとんどです)。しかし、今回購入したCentury裸族シリーズの『裸族のインナーダイレクト』は、SATAの位置までぴったりなので、大変ありがたいです。それも2千円弱。

また、以下のような基盤を介して、SATAの位置を調整している商品もありますが、今回私が欲しかったものは、2.5インチSSDのSATAをそのまま利用する製品が欲しかったので、センチュリーの裸族を購入しました。

OWC様、引き合いに出して申し訳ありません。

スペック

順番がぐちゃぐちゃになってしまいましたが、スペックです。

開封前の裏表。
詳細は、センチュリー様ウェブサイト、または、かなり写真大きいままにしてますので、拡大して確認してください。

センチュリーの商品詳細ページは、こちら(センチュリーウェブページ)

開封後。本体。調整ブロック。ねじ。がはいっています。
本体。調整ブロック。ねじ。が入っていました。

7mm、9.5mm、12mm厚の3種類の2.5インチSSDに対応しています。私が所有しているSSDは7mm厚のものでしたので、上画像、右側にある調節ブロックを7mm用に設置し、SSDをねじ固定。

調整ブロックを、2.5インチSSD厚に合わせて、設置する。
片側だけになりますが、SSDをねじで固定する。

3.5インチHDD と 2.5インチSSD+『裸族のインナーダイレクト』 比較

並べるとこんな感じです。SSDのSATAをそのまま利用でき、位置が同じになるのが素晴らしい。

3.5インチ、2.5インチを比較すると、SATAの位置が同じであることがわかります。

問題点

私の環境では、問題になりませんでしたが、環境により問題になりそうなところを1点あげておきます。

3.5インチHDDには、おそらく規格として左右に3ヶ所ずつ、ねじ穴がありますが、この『裸族のインナーダイレクト』は、SATAの位置を合わせるために、2.5インチSSDを目一杯、端に寄せている関係で、片側に、ねじ穴が1つしかありません。

片側は、ねじ穴が1カ所しかないので、購入前に設置する場所をよく調べておきましょう。
おそらく、この関係で、SATAをそのまま利用できる商品が少ないのだと思います。

ねじ止めの場合は、片側強度がなくなりますので、購入前に確認してください。また、突起物をはめ込みの場合は、その突起物が取り外せるか確認してください。例えばこのようなもの。

突起で固定するタイプの一例。これは、突起を外すことができるので、強度が弱くなりますが、何とかなります。

ちなみに逆サイドは、ねじ穴3ヶ所あります。

逆サイドは、ねじ穴が3カ所あります。

最後に、表面も一応。

一応表面?の画像。

追記:もしデスクトップPCの内臓3.5インチHDDを2.5インチに交換しようとしている方で、この商品を検討されている方は、まずPC内部を確認してください。たまに2.5インチが設置できるように、あらかじめスペースが用意されているPCケースもあります。その場合、この商品買う必要ありませんので。

金額

私が購入した時は、Amazonで、1,782円でした。

と、今回使用したSSD。

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まとめ

今回は、2.5インチSSDを3.5インチに変換する為のマウンタ、センチュリー 『裸族のインナーダイレクト』 CRIN2535D を買った時の備忘録でした。

極論いえば、ただの大きさを合わせるための部品ですので、わざわざ紹介するまでもないかもしれませんが、SATAの位置がずれることに、相当てこずりましたし、探しましたので、見つけて、買って、試して、問題なく使用できたことを共有したくわざわざ記事にしてみました。

何度も言いますが、SSDのSATAをそのまま利用でき、3.5インチHDDのSATA位置ともばっちり合います。これを使えば、3.5インチと同じように使用できます。ほんとに、なかなか見つからなかったんです。

最後に、『2.5インチSSD』と、ず~と書いてきましたが、当然2.5インチHDDでも使用できます。ご安心ください。