Windows 11 正式リリース USBメモリから クリーンインストール してみました。

2021年10月6日

Windows 11 正式リリース USBメモリから クリーンインストール してみました。

Windows 11 の最小システム要件を満たしていないPCで、アップグレード(Windows 11 インストール アシスタントを使用し、Windows10上からWindows11へアップグレードする方法)しようとしたら、ダメだったので、USBメモリから、クリーンインストールしたら問題くインストールできた時の備忘録。

アップグレードでWindows11をインストールしようとしてダメだった時の備忘録は、こちら(サイト内リンク)

追記:2021年10月15日、Microsoft様がTPM1.2、リストにないCPUでもアップグレードする方法(Microsoft非推奨)を紹介してくださったので、試してみたら問題なくアップグレードできました。

ちなみに、今回試したPCの『PC正常性チェック』の結果はこちら。

『PC正常性チェック』の結果。TPM 2.0がダメ、CPUがダメ。

TPM 2.0 がダメ、CPUがダメ。と承知の上で、USBインストールディスクを作成し、Windows11をクリーンインストールしてみました。

Windows 11 インストール方法

今回、Microsoft様が提供している、Windows 11 のインストール方法は、3種類あるようで

  • 現在使用しているWindows10上から、Windows11へアップグレードする方法
  • クリーンインストール用に起動可能なUSBメディアを作成する方法
  • ISOを直接ダウンロード(説明にもあるように、仮想マシンなど用途でしょうか)

になります。今回、ご紹介する方法は、クリーンインストール用に起動可能なUSBメディアを作成する方法です。

システム要件を満たしていないPCでWindows 11 をクリーンインストール

今回は、USBメモリをインストーラとして使用しますので、最低8GBのUSBメモリをご用意ください。以下の作業で、このUSBメモリ内のデータはすべて削除されますのでご注意ください。

Windows 11 USBメモリ インストーラー作成

1:Micorosoft様の、Windows11がダウンロードできるウェブページへ移動。こちら(Microsoft様、ウェブページ)

2:少し下の『Windows 11 のインストール メディアを作成する』項目の、『今すぐダウンロード』をクリック

ウェブサイト少し下の、『Windows 11 のインストール メディアを作成する』項目の、『今すぐダウンロード』をクリック

3:ダウンロードした『MediaCreationToolW11.exe』ファイルを開く

ダウンロードした『MediaCreationToolW11.exe』ファイルを開く

4:『このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?』と聞かれるので、『はい』をクリック

『このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?』と聞かれるので、『はい』をクリック

『Windows 11 セットアップ』が起動し、『準備ができるまで少しお待ちください』と言われるので、待つ

『準備ができるまで少しお待ちください』と表示されるので、待つ

5:『適用される通知とライセンス条項』が表示されるので、熟読し納得したら、『同意する』をクリック

ライセンス条項が表示されるので、熟読し、『同意する』をクリック

待つ

『準備ができるまで少しお待ちください』と言われるので、待つ

6:『この PC におすすめのオプションを使う』のチェックを外すと、『言語』と『エディション』が選択できるようになるので、目的のものを選択し、『次へ』をクリック

『このPCにお勧めのオプションを使う』のチェックを外すと、言語とエディションが選択できるようになるので、選択し、『次へ』をクリック
2021年10月5日現在、選択できるエディションは『Windows 11』のみです。これで、『Home』『Education』『Pro』がインストール可能です。

7:『使用するメディアを選択してください』と聞かれるので、今回は『USB フラッシュ ドライブ』を選択
8:『次へ』をクリック

『使用するメディアを選んでください』と言われるので、USB フラッシュ ドライブを選択

ここで、USBメモリをPCへ接続してください(最低8GB)。このUSBメモリ内のデータは、すべて消去されますのでご注意ください。すべてです。また、間違い防止のため、その他のUSBメモリ、外付けHDDは物理的にPCから取り外しておくことをお勧めします。

9:接続したUSBメモリを選択
10:『次へ』をクリック

『USB フラッシュ ドライブを選んでください』と言われるので、選択し、『次へ』をクリック

待つ

『準備ができるまで少しお待ちください』と言われるので、待つ

ダウンロードが始まるので、待つ

『Windows 11 をダウンロードしています』と言われるので、待つ

Windows 11 のメディアを作成してくれるので、待つ

Windows 11 のメディアを作成してくれるので、待つ

『USB フラッシュ ドライブの準備ができました』と表示されると、USBインストーラーの完成です。『完了』をクリック

『USB フラッシュ ドライブの準備ができました』と表示されると問題なく、完成です。

Windows 11 インストール

Windows 11 、USBメモリからのインストール方法は、以前、Windows Insider PreviewのWindows 11 をインストールした時に、ご紹介した方法と変わりないので、こちら(サイト内リンク)をご覧いただければと思います。

結果

特にエラーなく、また注意されることなくインストール完了しました。ホッ。

今回使用した機材一覧:
  • USBメモリ
    Transcend USBメモリ 32GB USB 3.1・・・Amazon様販売ページはこちら

まとめ

本日、2021年10月5日にWindows 11 が正式にリリースされたので、インストールしてみました。そもそも、PCがシステム要件を満たしていないので、諦めていましたが(嘘です。何とかなると楽観的に思っていました)、アップグレードができなかったときは、ショックでした。

が、何とかクリーンインストールできてホッとしています。もうしばらく、このPCも頑張ってもらいます。

最後に、ライセンスに関してですが、私は問題なく(特に、プロダクトキーを入力することなく)Windows11でも、デジタル認証されましたが、もしかすると、Insider Previewで、Windows10からWindows11へアップグレードできたので、その時の認証がそのまま生きている可能性があります。よって、Windows11を初めて、この方法でインストールすると、デジタル認証が通らない可能性があります。すみません。このPCしか、Windows11をインストールできないので、確認ができません。

もし、そのような方がいましたら、ご連絡いただければ、いろいろ試してみます。決して、違法なことをしているわけではないと思いますので。

また、Windows10をOEMではなく、別途購入され使用している方は、Windows10のプロダクトキーは、そのままWindows11で入力しても認証します(これは、実機で試したので問題ないはずです)。

まだまだ、正式リリース版で試せていないことありますので、認証できない場合は、ご了承いただければと思います。