既に進行中のコンソール セッションがあるため、リモート コンピュータ上のほかのコンソール セッションに接続できませんでした。
Windows 10 標準搭載のリモートデスクトップをいろいろテストしているときに、『既に進行中のコンソール セッションがあるため、リモート コンピュータ上のほかのコンソール セッションに接続できませんでした。』というエラーメッセージが出て、リモート接続できなかった時の備忘録。
Windows 10 リモートデスクトップに関しては、こちら(サイト内リンク)で、接続編と設定編に分けてご紹介していますので、ぜひ。
今回も、操作される側のデスクトップPCを『ホストPC』、操作する側のノートPCを『クライアントPC』とします。
結論
今回の場合は、『ホストPC』と『クライアントPC』のデバイス名を同じにしてしまった、という情けない結果です。
よって、ホストPCのデバイス名を変更すると(ホストPC、クライアントPCどちらかを変更するのみで構いません)、問題なく接続できました。
※大文字、小文字のみの違いで、テストしましたが接続できませんでした。大文字、小文字は区別されないみたいなので、デバイス名を変更するときは、注意してください。
デバイス名(PC名)の変更方法は、こちら(サイト内リンク)で紹介していますので、参考にしてみてください。
デバイス名を変更せず接続する方法
デバイス名を変更するには、Windowsの再起動が必要になりますので、サッと接続したい人は、IPアドレス直指定でも(デバイス名が同じでも)接続できます。
ホストPC(接続される側)のIPアドレス確認
これから、接続しようとしているホスト側のPCを、直接操作しなくてはならないのは、『嫌だ』、という気持ちをグッと抑えて、
1:ホストPCの検索に『cmd』と入力
2:『コマンドプロンプト』アプリが表示されるのでクリック
3:コマンドプロンプトが立ち上がるので、『ipconfig』と入力し、キーボードの『Enter』を押す
4:IPアドレスが表示されるので、メモをとる
これで、ホストPCでの確認作業は終わりです。
クライアントPC(操作する側)でIPアドレスを入力し接続
クライアントPCで、『リモートデスクトップ接続』アプリケーションを起動
1:『コンピューター(C):』にデバイス名ではなく、先ほどメモしたホストPCのIPアドレスを入力
2:ホストPCの『ユーザー名:』を入力し
3:『接続』をクリック
これで、デバイス名(PCの名前)を変更せず、問題なくリモート接続できました。
細かい設定は、今回端折っていますが、こちら(サイト内リンク)で、接続編と設定編に分けて、詳しくご紹介していますので、ぜひ。
まとめ
今回は、物理的に違うPCに同じ名前を付ける、という、とんでもないミスから始まったエラーメッセージのご報告でした。冷静になれば、当たり前ですが、気づくのに相当時間かかってしまいましたので、備忘録とさせていただきます。
ちなみに、ユーザー名が同じ場合は問題なく接続できるのか、と試してみると、問題なく接続できました。これも冷静になれば、当然ですね。同じ名前のPCは存在しない方がよい(当たり前)。けど、同じ人が、違うPCを使うことはよくある。
個人のPCで問題があるときは、たいして焦ったりもしないので、意外と簡単に解決に至ることが多いです(ヒューマンエラー含め)。しかし、仕事で、特に、第三者に影響が出ていると(特に真横で見られていると)、当たり前のことに気づくのに、時間がかかってしまいます。
ああ、常に冷静な、あの人のようになりたいな。
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