Windows 10 リモートデスクトップ 履歴 削除

2021年7月18日

Windows 10 リモートデスクトップ 履歴 削除

Windows 10 標準搭載のリモートデスクトップを、いろいろテストしていたのですが、『リモート デスクトップ接続』の『コンピューター(C):』のプルダウン内に、いっぱい不必要な履歴が、出来上がってしまっていたので、削除した時の備忘録。

Windows 10 リモートデスクトップ の履歴にいっぱい必要ないものが存在している。
必要ない履歴がいっぱい、消したい。

レジストリ を編集し削除

『リモート デスクトップ接続』アプリケーション上から消すことが出来ればいいのですが、そのような項目はないので、レジストリから削除する必要があるようです。

注意点

これから、レジストリを編集します。
レジストリを誤って編集すると、Windowsの再インストールが必要になるような不具合が起こる可能性があります。よって、自己責任にて、作業お願いします。
また、編集を行う前に、レジストリをバックアップすることをお勧めします。バックアップ方法はこちら(サイト内リンク)

簡単に、バックアップできます。また、不具合あった場合でも、Windowsが起動できれば、復元可能です。

1:キーボードの『Windowsキー』+『R』をクリックし、『ファイル名を指定して実行』を起動

『ファイル名を指定して実行』を起動するには、『Windowsキー』+『R』を押す
正確には『Windowsキー』を押した状態で、『R』を押す

2:『regedit』と入力し、『OK』をクリック

名前欄に、『regedit』と入力し、『OK』をクリック。おそらく『Registry editor』の略かな。

3:『このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?』と聞かれので『はい』をクリック

『レジストリ エディター』が起動するので、「HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Terminal Server Client\Default」へ移動

4:『HKEY_CURRENT_USER』フォルダをクリック
5:『SOFTWARE』フォルダをクリック
6:『Microsoft』フォルダをクリック
7:『Terminal Server Client』フォルダをクリック
8:『Default』フォルダをクリック

レジストリの編集は、緊張しますが慎重に行えば問題ないです。
クリックすると拡大されます。

9:ウィンドウ右側の、データ欄に、『リモート デスクトップ接続』プルダウンにある名前が表示されているので、削除したい『名前』をクリックし、『削除』をクリック

削除したい履歴を慎重に確認し、削除してください。戻すことはできませんので。
同時に複数削除したい場合は、『Ctrl』or『Shift』で複数選択可能です。クリックすると拡大されます。

10:『一部のレジストリ値を削除するとシステムが不安定になる場合があります。これらの値を完全に削除しますか?』と聞かれるので『はい(Y)』をクリック

『一部のレジストリ値を削除するとシステムが不安定になる場合があります。これらの値を完全に削除しますか?』不安が倍増しますが、思い切って『はい』
クリックすると拡大されます。

以上です。全部消してみました。『(規定)』は、もともと存在する値なので、間違えて削除しようとしても、下記エラーメッセージで削除できませんので、ご安心ください。

『値の削除エラー』ポップアップが出て削除できませんので、安心を。
クリックすると拡大されます。

確認:全部消えてること確認できました。

Windows 10 リモートデスクトップ の履歴がすっきりしました。

まとめ

レジストリを触るのは、正直怖いですが、すっきりしたので良かったです。

レジストリを触るときは、何よりも、バックアップです。
レジストリのバックアップは、こちら(サイト内リンク)

システムの復元ポイント作成は、こちら(サイト内リンク)

何事も、やってみないと成長しないので、思い切っていろいろ触ってみますが、特段、必要に迫られていない、または必要性より好奇心が勝ってしまって、チャレンジし、失敗したことは、後悔が大きいです。特に仕事はね。

『やらなければよかった』という判断の成長は、しているのでしょうが。