『WinSetupFromUSB』 ISOファイルから起動可能なUSBフラッシュドライブ作成
ISOファイルから起動可能なUSBメモリを作成したい、DVDだと遅すぎだもの。いやいや、そもそもDVDドライブがない。という場合は、『WinSetupFromUSB』または、『Rufus』というアプリケーションがおすすめです。
『WinSetupFromUSB』は見た目、少し難しそうに見えますが、マルチブート等、機能満載です。今回は、Windows 10 のUSBインストーラー作成に絞って、備忘録とさせていただきます。『Rufus』での作成方法は、こちら(サイト内リンク)。
また、Windows10、Windows8.1,Windows7(Englishのみ)ISOファイルの入手方法は、こちら(サイト内リンク)で詳しく紹介していますので、ぜひ。
WinSetupFromUSB
Windows 10 のUSBインストーラーを作成します。
・ 『WinSetupFromUSB』アプリケーション
・ Windows 10 ISOファイル(Windows 10 ISOファイルの入手方法はこちら)
・ USBメモリ(8GB以上)
『WinSetupFromUSB』 ダウンロード
こちら(WinSetupFromUSB)のウェブサイトよりダウンロードできます。
①:『Download』をクリック
②:『WinSetupFromUSB **.exe』をクリック
③:『Downloads』をクリック
※WinSetupFromUSBは、インストール不要なのでダウンロードした『WinSetupFromUSB***.exe』ファイルをダブルクリックすると、自動解凍され同じフォルダ内に『WinSetupFromUSB****』ファルダが出来上がります。その中の、『WinSetupFromUSB_***_x64.exe』(32bitOSの場合は、最後の『_x64』表記がないもの)をダブルクリックすると起動します。
追記:2021年9月25日
Microsoft Edgeでダウンロードしようとすると、『お使いのデバイスに問題を起こす可能性があるため、ブロックされました。』と表示され、ダウンロードできないことがありました。その場合、下記方法でダウンロードできますので試してみてください。
ISOファイルから起動可能なUSBメモリを作成
ダウンロードした『WinSetupFromUSB』を起動
①:USBメモリをPCに挿すと認識される
※USBメモリが複数挿さっていると、『 v 』をクリックで任意のUSBメモリを選択可能です。
※USBメモリが認識されない場合は、『Refresh』クリックで再検索してくれます。
②:『Auto format it with FBir』にチェックを入れる
※これにチェックを入れると、選択したUSBメモリ内のすべてのデータが削除されますので、ご注意ください。
※2回目以降、マルチブート用で作成する場合は、チェックを入れないでください。
③:『Windows Vista / 7 / 8 / 10 /Server 2008/2012 based ISO』にチェック
④:『…』をクリックし、Windows 10 のISOを選択する
⑤:『開く(O)』をクリック
⑥:『File is too large for a FAT32 partition』メッセージが出るので、『OK』をクリック
※「②で選んだフォーマット、FAT32ではISOファイルがでかすぎですよ。分割されるだろうけどね」って感じなので気にしなくて大丈夫です。
補足①:「マルチブートで利用する場合、ブート選択画面にて、自分でつけた名前の方がわかりやすい」という方は、下部の『Advanced options』にチェックを入れてください。そうすると、別窓にてアドバンスオプションメニューが表示されるので、『Vista/7/8/10/Sever 2008/2012 Setup/PE』項目の『Custom menu names for Vista/7/8/Server Source』にチェックを入れてください。後ほど名前を入力する画面が出てきます。
⑦:『 GO 』です。
『Warning』が2つ出てきますが、2回とも『はい』。
補足②:補足①のオプションにチェックを入れた場合、この段階で2つ名前の入力を求められます。
※各入力に与えられた時間は45秒です。お急ぎください。初めての時は、説明の英語を解読するためだけに45秒過ぎてしまいました。
あとは待つだけです。
Job done !!!!!
まとめ
『WinSetupFromUSB』には、とてもお世話になっています。特に、複数の起動ディスクを入れておけるのはとても便利です。めんどくさがりなので、WindowsのCドライブは、OSと必要最低限のアプリケーションしか入れていません。なので、不具合あるとすぐOSごとクリーンインストールしています。というか、部屋の模様替え感覚で、Windows 10 のバージョンが上がるごとにクリーンインストールしています。
USB3.0メモリ、SSD、Windows 10 と時が経つごとにクリーンインストール時間が早くりましたよね。Windows 7 が主流の頃は、クリーンインストール後の更新プログラムをインストールだけで一晩かかっていたような。
便利なアプリケーションを作っていただき、誠にありがとうございます。
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