Windows 10 復元ポイントの作成 システムの復元
Windows 10 の復元ポイントで復元可能なもの(元の状態に戻せるもの)は、アプリケーション、ドライバー、更新プログラムです。新しくインストールしたアプリケーション、ドライバー、更新プログラムが原因でWindowsに不具合が出た場合は、復元ポイントによって、不具合が出る前の状態に、復元することが可能です。復元によって、個人用ファイルが影響を受けることはありません。(詳細はこちら、マイクロソフトウェブページ)
と、マイクロソフト様がおっしゃっています。
復元ポイントは、OSに重要な変更がある場合(更新プログラムがインストールされるとき、特定のアプリケーションをインストールする時など)、自動で作成されます。
しかし、レジストリを手動で編集する場合は、自動で復元ポイントは作成されないので、必ず手動で復元ポイントを作成するようにしています。マイクロソフト様も、レジストリのバックアップとして、復元ポイントの作成方法をご紹介しています。(詳細はこちら、マイクロソフトウェブページ)
復元ポイントの作成
1:検索ボックスに『復元ポイント』と入力
2:『復元ポイントの作成』をクリック
『システムのプロパティ』が開くので
3:『保護設定』の『ローカルディスク(C:)(システム)』を選択し、
4:『作成』をクリック
※『作成』がグレーアウトしてクリックできない、ドライブCが選べない場合は、保護が『無効』になっていますので、『構成』より『有効』にしてください。詳細、少し下に書きました。
5:説明の入力を求められるので、任意の文字列を入力し、『作成』をクリック
※説明にもある通り日時情報は、別に記録してくれるので文字列には含めなくて大丈夫です。
※何のために復元ポイントを作成したかを、記入しておくと後々便利です。復元ポイントは意外にすぐ使わないので。
6:復元ポイントの作成が始まり、『復元ポイントは正常に作成されました。』と表示されるので、『閉じる』をクリック
これで、復元ポイントの作成は終了です。
『作成』がグレーアウトしクリックできない場合、『保護』を有効にすることで、復元ポイント作成可能になります。
1:『構成』をクリック
2:『システムの保護を有効にする』にチェックを変更し
3:『OK』をクリック
以上で、『作成ボタン』がクリックできるようになります。
復元ポイントから復元
今回は、Windowsが起動可能な場合の復元方法です。
Windowsに不具合が出た場合、復元ポイントを使用し、不具合が出る以前の状態に戻すことが出来ます。
1:検索ボックスに『復元ポイント』と入力
2:『復元ポイントの作成』をクリック
3:『システムのプロパティ』が起動するので、『システムの復元』をクリック
4:いろいろ説明をしてくれるので、『次へ』をクリック
5:日付と時刻、自分で記入した『説明』を参考に、復元したいポイントを選択し、『次へ』をクリック
6:復元ポイントの確認画面で、内容を確認し、『完了』をクリック
※『影響を受けるプログラムの検出』をクリックすると、復元される内容が表示されるので確認
7:ここから『はい』をクリックすると、戻ること、中止はできませんのでご注意ください。問題なければ『はい』をクリック
復元が始まり、PCが再起動されます。問題なければ、完了のメッセージが表示されます。
以上で、復元は完了です。いろいろ問題ないか確認してみてください。
まとめ
復元ポイントの作成と、復元方法でした。
レジストリの編集方法からの流れで、バックアップの作成方法として復元ポイントの備忘録を書きましたが、何かシステムを編集、変更する時は、復元ポイントを作成する癖をつけるようにしています。一度、試してみるとわかりますが、システムを、すべてバックアップしているわけではなさそうなので、時間もかかりませんし。
といっても、順調にWindowsが動いているときには、なかなかバックアップのことは考えられないですよね。トラブルが起きて、初めてバックアップの大切さを知ります。しかし、すぐにまた、大切さを忘れてしまいます。
困ったものです。
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