Windows 11 タスクバー 位置変更 上下左右へ移動 ついでにWindows10も

2021年11月22日

Windows 11 タスクバー 位置変更 上下左右へ移動 ついでにWindows 10

Windows11は、『設定』アプリなどで、タスクバーの位置を変更できない仕様になってしまいました。しかし、無理やり?レジストリを書き換えると、タスクバーを上に持っていくことができます。

しかし、残念ながら、左右へもっていくことは、できるにはできるのですが、レイアウトが崩れて、使い物になりません。よって、妥協してタスクバーを上に持っていった時の備忘録。

ちなみに、左右へもっていったときはこんな感じになります。

Windows11、タスクバーを左右にもっていくとこんな感じでレイアウトが崩れます。
クリックすると拡大されます。

以下、レジストリを変更します。設定などを間違えた場合、最悪Windowsが起動しなくなる可能性もありますので、不安な方は、レジストリのバックアップを行った後に、作業するようにしてください。

Windows 11 タスクバー 上へ移動

レジストリ変更

『レジストリ エディター』を起動し、設定を変更していきます。

1:キーボード『Windows ロゴ キー』+『 R 』を押下

『ファイル名を指定して実行』のショートカットキー
正確には、『Windowsキー』を押した状態で、『R』を押下

2:『ファイル名を指定して実行』ウィンドウが表示されるので、名前に『regedit』と入力し、『OK』をクリック

『レジストリエディター』起動の為、『regedit』と入力

3:『このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?』と聞かれるので、『OK』をクリック

管理者権限で、アプリケーションを起動します。

4:『レジストリ エディター』ウィンドウが表示されので、『HKEY_CURRENT_USER』を開く
5:『Software』を開く
6:『Microsoft』を開く
7:『Windows』を開く
8:『CurrentVersion』を開く
9:『Explorer』を開く
10:『StuckRects3』をクリック

※『コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\StuckRects3』この赤文字をコピーして、『レジストリ エディター』上部のアドレスバーに貼り付けて『Enter』を押下すると、すぐに目的の場所が表示されます。
11:右側に表示される『Settings』をダブルクリック

レジストリ エディターで、『StuckRects3』の『Settings』をダブルクリック
クリックすると拡大されます。

ここから、レジストリを変更していきますので、細心の注意を払い作業してください。

『バイナリ値の変更』ウィンドウが表示されるので、『03』の数値を『01』に変更することで、タスクバーが、上に表示されるようになります。

12:まず、『03』の数値をダブルクリックし反転(選択された状態に)してください。

バイナリ値の変更にて、『03』を『01』に変更します。

13:その後、数値『01』を入力してください。

『01』に変更

14:変更しらた、『OK』をクリック

※ちなみに
『00』=左タスクバー(使い物になりません)
『01』=上タスクバー
『02』=右タスクバー(使い物になりません)
『03』=下タスクバー

になります。

エクスプローラー再起動

レジストリの設定を反映させるためには、エクスプローラーを再起動する必要があります。

※エクスプローラー再起動ではなく、PCを再起動、または一度サインアウトし、再度サインインするとエクスプローラーが再起動されますので、その方法でも問題ありません。

1:『Windowsマーク(スタート)』を右クリック
2:コンテキストメニュー、『タスク マネージャー』をクリック

スタートボタンを右クリックし、表示されるメニューの『タスク マネージャー』をクリック

3:『タスク マネージャー』ウィンドウが表示されるので、『プロセス』タブが選択されていることを確認
4:『名前』をクリックしソート(探しやすくするためです。)
5:『エクスプローラー』をクリックし選択する
6:『再起動』をクリック

以上で、タスクバーが上に表示されます。

自動でタスクバーが隠れる?

この設定変更で、タスクバーの位置を変更すると、私の環境だけかもしれませんが、『タスク バーを自動的に隠す』の設定がオンになり、勝手にタスクバーが隠れてしまうようになります。単純に、『タスクバーを隠す』設定を変更すれば元に戻ります。

設定変更は、こちらで詳しくご紹介していますので、もし同じ症状になった方は、ご覧いただければと思います。

ついでに Windows 10 タスクバー 位置変更 上下左右へ移動

Windows10のタスクバーは、上下左右どこへでも好きなところへ配置できます。設定もタスクバーを、ドラッグアンドドロップで移動できますので、試してみてください。

1:タスクバーをクリック
2:『タスク バーを固定する』をクリックし、左側チェックを外す

マルチモニタを使用していると『すべてのタスク バーを固定する』表記になっていると思います。

3:あとは、タスクバーを好きなところへドラッグアンドドロップ

こんな感じ。

Windows10 タスクバー上
Windows10 タスクバー左
Windows10 タスクバー右

お好きなものをどうぞ。

まとめ

Windows 11 のタスクバーをいろいろ変更したくて、触ってみましたが、やはりWindows10のような自由度は、当初言われていた通り、無くなった感じがします。すでに、Windowsの設定ではなく、外部アプリを利用すると、タスクバーの位置を変更できるものが登場しているようですので、どうしても納得いかない方は、調べてみてください。

私は、少しでもバックグラウンドで動作するアプリケーションを少なくしたいので、今は、アプリケーションに頼るのは我慢しています。今後、Microsoft様の気が変わるのを待つばかりです。

まあ、レジストリを変更してまで(リスクを冒してまで)、タスクバーを上に持っていくのは、やめたほうがいいかもですね。

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Posted by ゆう