買ってみました。 SUNEAST SE900 内蔵型 M.2 NVMe SSD 1TB Amazonより SE900NVG3-01TB レビュー
ブラックフライデーの誘惑に負け、買ってしまいました。普段WindowsをインストールしているSSDは、2.5インチSATA接続のものを使用しているのですが、思い切ってM.2 NVMeのものに交換してみたときの備忘録。
今回Amazonで購入したのですが、私が購入したものはM.2/NVMe接続のものです。
Amazonのウェブページ上で、写真がほぼ似た感じのSUNEASTのM.2/SATA接続のものもありますので、購入する際は、お間違え無きように。
SUNEAST 1TB 内蔵型 SSD NVMe PCIe Gen 3.0 ×4 3D NAND M.2 最大 3200MB/秒 SE900NVG3-01TB
つい先日、SUNEAST製品の2.5インチ/SATA接続SSDを購入し、古いPCのWindowsをHDDからSSDに移動させたのですが、M.2 NVMeのSSDを、勢いで買ってしまったからには、試さずにはいられなかったので試しました。ブラックフライデー期間、その後も、NVMe1TB(960GB含)、Amazon最安値ではないでしょうか。
今回紹介するSE900NVG3-01TBは、PCIe Gen 3.0 x4のSSDになります。
違うメーカーではPCIe Gen 4.0の製品も登場していますので、理論上倍のスピードが出る規格のものを探している方は、ご注意ください。
見た目
内容は、いたってシンプル。SSD本体と、止めるためのねじ、ひとつ。
スペック
SUNEAST製品の販売は、『株式会社旭東エレクトロニクス』様で、詳細はウェブページに乗っていますので、ご確認いただければと思います。製品スペックのウェブページは、こちら(旭東エレクトロニクス ウェブページ)。
外箱に書かれていた、主な製品仕様
フォームファクター:M.2(2280)
フラッシュメモリ:3D NAND Flash
インターフェース:NVMe PCIe Gen 3.0 x 4
対応OS:Windows OS , Linux OS
MTBF(平均故障間隔):1,500,000時間
TBW(総書込可能量):
〇256GB:最大112TB
〇512GB:最大224TB
〇1T:最大448TB
〇2T:最大896TB
動作電圧:3.3V
寸法:22mm x 80mm x1.3mm
重量:≦7g
保証期間:購入日より日本国内にて3年間
旭東エレクトロニクス様ウェブページより、シーケンシャル R/W 性能(最大)
〇256GB:読込 3200MB/s、書込 1200MB/s
〇512GB:読込 3500MB/s、書込 1800MB/s
〇1T:読込 2500MB/s、書込 1800MB/s
〇2T:読込 3200MB/s、書込 2800MB/s
※M.2/NVMe外付用ケース(USB3.2Gen2)を購入し、Macに接続しましたが、問題なく外付SSDとして認識できました。また、MacOSを外付で組んでみましたが問題なく起動できました(MacOS Catalina)。
S.M.A.R.T 情報
CrystalDiskInfoで確認してみました。
CrystalDiskInfoでは、確認しているSSD/HDDが何の規格でパソコンと接続されているか、『対応転送モード』を確認するとわかります。SE900NVG3-01TBは、規格通りPCIe Gen 3.0 x4で接続されました。
転送速度
転送速度を測定してみました。PCマザーボードのM.2スロットに差し込んでのテストです。
※マザーボードは、かなり古いIntel CPU 7世代が乗るZ270で試しました。PCIeGen3。
※また、測定はCrystalDiskMarkを使用しました。
とりあえず、購入したばかりの何もデータの入っていない状態。
さらに、現在使用しているWindowsを丸っと、購入したSSDにコピーし、OSとして起動させたときの速度。
旭東エレクトロニクス様のウェブページには、1TBの場合、『最大 読込 2500MB/s、書込 1800MB/s』と書かれていましたが、実測値がとてつもなく上回った結果になりました。
PCIe Gen3 x4 の理論値が32Gb/sなので、単純計算で、理論値4000MB/sが限界だと思われます。よって、とても素晴らしい結果ではないでしょうか。
『ほんとか?』と疑ってしまったので、念のためBlackMagicDesign様の『Disk Speed Test』でも測定してみました。
こちでも、読込/書込とも2800MB/s強ほど出ています。特に、書込に関しては、ウェブページで確認できる数値より、とても大きく実測値が上回っているので、大満足です。
※私の経験則です。『CrystalDiskMark』と、『BMD Disk Speed Test』で同じメディアの転送速度を測定すると、『CrystalDiskMark』のほうが、数値は上です。『CrystalDiskMark』は、測定中の最大値を結果として表示させ、 『BMD Disk Speed Test』は、リアルタイムの数値をメーターで確認できるソフトウェアだと思います。
私は、映像データを取り扱うことが多いので、PCの調子が悪いとき、転送に問題がないかを確認する際は、『BMD Disk Speed Test』をしばらく確認し、転送速度に『むら』がないかを確認しています。
耐久性
購入したばかりで、まだ50時間ほどしか使用していませんが、現状まったく問題ありません。
何かありましたら、随時更新にて、ご報告できればと思います。
まとめ
正直、転送速度の速さに驚いています。ウェブページで紹介されている最大値より、どれくらい実測値が落ちるものかと思いながら購入したのですが、結果として、上回ってくれました。大満足です。
※キャッシュがどれくらいの容量で切れるのか、また切れた時どれくらい転送速度が落ちるのか気になるところなので、時間見つけて確認してみます。
結果、本来はWindowsをインストールし、運用しようと考えていたのですが、もったいなさ過ぎて、Windows用のSSDは、先日購入した『SUNEAST SE900 内蔵SATA 2.5インチ SSD 1TB』に戻しまして、今回購入したNVMeのSSDは、映像編集の素材を入れるメディアとして使用しています。
容量単価が、HDDの安さに、まだまだ追いつきませんが、この価格なら割と大きな映像素材を扱うのにも、実用的になってきたのではないでしょうか。HDDを複数枚連ねたRaidシステムも組む必要ありませんし。
あとは、大容量のものが出てきて、容量単価が安くなってくれる事を待ってます。
ちなみにOS(Windows11)の丸っとコピーは、『Paragon Hard Disk Manager 17 Professional』という有料ソフトウェアを愛用しています。
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