Avid Media Composer セカンダリ ディスプレイでフルスクリーン再生

Media Composer の完全なる備忘録。
基本、2018以前のバージョンでも設定項目は同じです。また、すみません。画像が『First』のものを使用していますが、今回の項目は、Media Composer すべてのグレードで同じですので、ご容赦ください。
Media Composer で映像編集をするときは、Windowsを使用し、PC画面2画面、ビデオI/O経由にて動画再生用に1画面、を使用し3つのモニタで作業しています。こんな感じ。

で、ビデオI/Oの調子が悪くなり、『ビデオI/Oからの映像用』モニタに映像が映らない事態が発生した時、とりあえず編集作業を進めるために、PCのディスプレイを1つ『プレビュー用(フルスクリーン再生用)』にしてみました。こんな感じ。

※今回は普段使用しているPCのセカンダリを、映像再生用モニタとして使用していますが、例えばPCのモニタ出力先にHDMIケーブルでテレビに接続すると、簡易的な編集環境が整います。
Media Composer 設定
1:『ファイル』をクリック
2:『設定』をクリック

3:設定ウィンドウが立ち上がるので、『User』タブをクリック
4:『Full Screen Playback』をダブルクリック

5:『フルスクリーン再生設定 – 現在』ウィンドウが表示されるので、フルスクリーンにしたいディスプレイへ、ドラッグ&ドロップへ移動


6:『フルスクリーン再生設定 – 現在』を移動後、『モニタを選択』をクリック
7:『OK』をクリック

以上で、設定は終了です。
フルスクリーン
フルスクリーン再生を実行するには、
1:メニューバー『コンポーザー』をクリック
2:『フルスクリーン再生』をクリック

以上で、先ほど設定したモニタに、フルスクリーンで映像が表示されると思います。
ちなみに、ショートカットは、『 Ctrl + Shift + F 』で、『フルスクリーン』、『解除』、の切り替えが可能です。
こんな感じ。

映像が、なんかおかしい時
『映像の左右、または上下が切れている』、『縦長になっている』など、フルスクリーン再生した時、違和感がある場合は、『フルスクリーン再生設定 – 現在』ウィンドウの、『Reformat:』の項目を変更してみてください。どれかが、理想と合致すると思います。

ちなみに、
ストレッチ:元映像を、モニタのサイズの縦横に合わせて、伸縮させて表示
ピラーボックス/レターボックス:元映像の縦横比を固定させ、左右、上下両方がモニタサイズ内に収まるように、縮小/拡大させて表示。余った部分を黒でつぶす
センタークロップ:元映像の縦横比を固定させ、左右、上下両方がモニタサイズ以上になるように縮小/拡大し、はみ出した部分はカット
中央でサイズを維持:元映像をドットバイドットで表示させ、足りない部分は黒、はみ出した部分はカット
こんな感じです。すみません。『RAWピクセル』は勉強不足です。わかり次第更新します。
まとめ
Avid Media Compsoer で、PCモニタにてフルスクリーン再生する時の設定でした。
簡易的に編集環境を整えるのであれば、PCモニタ出力先にHDMIケーブルで、テレビなどにつなげて使用するといいかもしれません。
もし、お金に余裕があれば、『ビデオI/O』の導入を、私はお勧めします。例えば、
Blackmagic Design 『DeckLink Mini Monitor 4K』(amazon販売ページ)
また、MacなどThunderbolt3経由だと、
Blackmagic Design 『UltraStudio Monitor 3G』(amazon販売ページ)
このようなビデオI/Oを導入すると、より正確な映像が編集中に確認できるので、ぜひ。
何か不明点あれば、お気軽にご連絡ください。いろいろ試してみます。
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